無洗米と白米の違いって何?量や美味しさ栄養成分は?

無洗米と白米ってそんなに違うの?

 
無洗米とは

無洗米ってよく聞くお米の名前だと思います。
これは簡単に言うと『とぎ洗い』の必要がないお米です。
普通はお米をまず水でとぎ洗いしてからお水を加えて炊くのですが、
最初から水を加えるだけで炊飯が出来るということで重宝されています。

 

でも無洗米がただとぎ洗いが不必要なだけだったら無洗米だらけですよね?
とぎ洗いをしなくてもいいだけじゃなくて白米との違いがあるはず!
 
ってみなさん感じると思います。
そこで無洗米と白米との違いをまとめてみました。

 

無洗米と白米の違いは『肌糠』があるかないか。

 

これは正確には『肌ヌカ』と言います。
よくぬか漬けとかに使うそのヌカです。

 

お米をとぐ時はこのヌカを取るために洗います。

 

無洗米は最初からこの肌ヌカがを取り除かれてるのでとぎ洗いする必要がありません。
一方で白米は精米されていますが肌ヌカが残っているため洗う必要があります。

 

この肌ヌカ自体には水溶性ビタミンの栄養素があるのですが、とぎ洗いすることでほとんど流れます。

 

ただ『肌ヌカ』に関してはほとんどであり、全部ではありません。
多少は白米のほうがビタミンが多いと思います。

 

無洗米と白米は炊く時の水の量が若干違います。

 

無洗米はもう洗わなくてもいいように完全に肌ヌカなどを取り除いています。
白米は洗わないとダメなようにヌカが残っていて完全に洗い落とせません。

 

なので炊く時無洗米のほうが若干米の量が多くなるので、
本当に少しだけ水を多く入れて炊く必要があります。

 

例えばで言うと

白米を2合を炊くとしたら無洗米なら2.1合炊いている状態。

ということです。

 

水の量も多くなるので必然的にご飯の量も若干多くなります。

無洗米と白米の違いは10kg買うと無洗米の方が多い。

同じ10kgなのになんで違うの?
となりそうですが察しがいい人はもうおわかりだと思います。

 

無洗米は洗わないけど白米はとぎ洗いしてヌカを落とすので、
最終的な重さは無洗米の方が多いです。

 

無洗米が10kgなら白米は9.7kgほどになります。

 

300g程度の違いですがこの量の違いを大きいととるかどうかは人それぞれですね。

 

無洗米と白米に栄養素の違いは無い!

 
全国無洗米協会
全国無洗米協会による栄養素のデータです。
こちらを見る限り全くと言っていいほど違いはありません。

 

ヌカによる多少のビタミン栄養素の違いはあるかもしれませんが、特に無洗米だから栄養が無いという事ではないです。

無洗米と白米に味の違いはほとんど無く、無洗米のほうが美味しい?

白米には肌ヌカがあり、この肌ヌカは粘着質でベトベトしています。
そしてぬか漬けなどを食べたことがある人は知っていると思いますがヌカは独特の臭みがあります。

 

なので肌ヌカを綺麗に取り除いている無洗米のほうが炊いた時のベトベト感がなく、
独特の臭みがないので美味しいと感じる人が多いです。

 

(もちろん白米もちゃんととぎ洗いをすれば肌ヌカが取れてベトベトしません。)

 

無洗米のほうが良いことづくめ!無洗米のほうが白米よりダメな違いはないの?

無洗米は白米と違って

  • 洗わなくていい。
  • 味は変わらない。
  • 美味しさはちょっと上?
  • 量も少し多い

これまでの違いだと無洗米はいいことづく目ですが、白米にはないデメリットは無いのでしょうか?

無洗米は白米より少しだけ値段が高いです。

無洗米は白米に比べると少しだけ値段が高いです。
ただ先程も量の話で言ったように

 

無洗米が10kgなら白米は9.7kgほど。

 

量的には無洗米が多くなるので言うほどの値段の違いはありません。
ただ少しでも安いお米が欲しい人にとっては無洗米は必要ないかもしれません。

 

無洗米は白米とちがって粗悪品が流れている可能性。

無洗米はちゃんとしたものを買わないと場合によっては「くず米」を使っているところもあります。

 

「くず米」とは簡単に言うと未成熟のまだおいしくないお米です。

 

くず米の特徴としてお米の粒が凄く小さい。お米が割れているなどがあります。

 

白米として商品に出来なかったくず米を洗って無洗米として売っている場合もあり、
無洗米を買う時はちゃんとブランド力がある美味しいお米を買いたいものです。