無洗米が不味いですか?もしかしたら炊き方が間違ってるかもしれません。
無洗米を炊いたら不味い!固い!全然もちもちしてない。
そんな話をたまに聞くことがあります。
しかし無洗米は白米と少し違い、
無洗米と白米の違いって何?量や美味しさ栄養成分は?
こちらで説明しているのですが白米と同じ炊き方だと美味しくない可能性があるのです。
そこでこのページでは無洗米の美味しい炊き方をレクチャーしていこうと思います。
無洗米の洗い方はあってますか?まったく洗わないわけじゃありません。
無洗米=洗わなくていいお米。
たしかに正しい解釈なのですが、全く洗わなくていいお米というわけではありません。
無洗米だって自然の中で作られたお米を綺麗にしたものですから、
完璧に綺麗になってるわけではありません。
さらに農家さんからご家庭まで到着したあとも少なからず小さなチリやゴミは入ってしまいます。
なので無洗米でもさっと水に浸して1回か二回水を流してあげて下さい。
一度手で無洗米をぐるりと回してあげるだけでも全体に水が浸透してより美味しくなります。
無洗米の水加減は正しいですか?
無洗米は白米よりも密度が高いです。
なので例えば同じ量を洗って水を入れたとしても白米と無洗米では微妙に違います。
そこで無洗米の水の量を調節する2つの方法をお話しますね。
@無洗米の水加減は少し多めに入れる。
白米:無洗米=9.7:10
米の密度はこれくらいの割合だと思って下さい。
無洗米のほうが白米より密度が高いので本当に少しだけ水を多く入れるとちょうど良くなります。
- 炊飯器で言うと硬めが好きなら線ちょうどに。
- いつもどおりモチモチが良いなら線から1mmほど多めに。
- 柔らかいご飯が好きなら線から2mmほど多めに。
これを基準に考えていただけると良いと思います。
A無洗米専用の計量カップを使ってコメの量を調節する。
このように無洗米用の計量カップというものが売っています。
見た目的には白米よりほんの少し一合が小さく感じる軽量カップですが、
無洗米は米の密度が高いので白米と同じ一合になります。
無洗米専用の計量カップを使えば炊飯器でもいつもどおりの水分量で炊くことが出来ます。
無洗米をちゃんと水に浸して時間を置いてますか?
お米の浸け置きは無洗米に限ったことではなく白米でも同じです。
お米は水に浸してたっぷり水分を吸収した状態で炊くとより美味しくなります。
このお米を浸す工程をするかしないかで大きく味に変化がでます。
夏場は30分・冬場は2時間(室内が暖かいなら1時間)
を意識してみて下さい、
無洗米の洗い方の所で
『さっと一周ほどぐるっと混ぜてあげて下さい』
と言ったのもこの浸す事が理由です。
無洗米だからと洗わずに水をいれるだけで炊き込むと米の中に無数の気泡が入っていてお米に水が吸収されない所が沢山出てしまいます。
全部のお米に水が浸透するように無洗米でも軽く水を混ぜましょう。
あとは炊くだけ!でも炊いたらすぐ炊飯器開けてませんか?
ここからは無洗米に限らず白米でも同じ内容です。
ご飯が炊けたらすぐにでも食べたいですよね?
でもちょっと待ってください。
ご飯が炊けたらすぐ開けるのは厳禁です。
ご飯は炊いたあとすぐだと遊離水というものがあって米粒同士の隙間に残っています。
蓋をすぐ開けると遊離水が残ったままになってベチャベチャになってしまうのです。
だからご飯が炊けたら10分ほど蓋を開けずに蒸しましょう。
そうすることでご飯のベタベタした感じが無くなります。
ご飯は炊いたままにしないで!よくかき混ぜて!
たっぷり水分を吸収して遊離水もなくなったらご飯を混ぜてあげて下さい。
炊飯器の中の水蒸気をいっぱい飛ばしてあげるイメージです。
水蒸気がたくさんありすぎるとまたベタベタになってしまうのでその前に飛ばしてあげましょう。
ただここでポイントです。
ご飯を混ぜる時は下からすくい上げるように米粒を潰さないようにして下さい。
切るように混ぜたりするとぐちゃぐちゃになってしまいます。
優しくしたからふわっとです。
無洗米の炊き方まとめ。さあ美味しいご飯を食べましょう。
さぁあとは美味しくご飯を食べるだけです。
いかがでしたでしょうか?
無洗米の炊き方、洗い方、水の量など白米とは少し違う部分がわかって頂けましたか?
無洗米の炊き方は少し違うのでついつい白米と同じようにやってしまいますが、
せっかくなら無洗米でも同じように美味しく食べたいですよね?
是非参考にしてみて下さい。
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